『イノセンス』再見

オーディオ・コメンタリーがいいねえ。押井サン最高です。
生きていないはずの人形が勝手に動き出したらどんなふうに見えるか、という映画なのだが、脳内彼女を全面肯定してしまったひどい映画でもある。彼は『パトレイバー2』を最後に社会性をどんどん脱ぎ捨てて、個人的なことにこだわるようになっている。ファンとしては、「日本の戦後を問う!」みたいな作品をもう一度見てみたいけどなあ。