『機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛』


新作カットは、前2作ほどの違和感はなかった。進歩したってことか。

こきおろしたい部分は多々ある。シリーズきってのナイスガイ、アポリ中尉の出番が少なく、マヌケなカツのせいでアッサリ死んでも何の言及もなし、ってのはさびしかった。また名セリフが沢山、割愛されていた。「新しい時代を作るのは老人ではない」「人の心を大事にしない世界を作ってなんになるんだ」など。でも「まだ終わらんよ」「そんな決定権がお前にあるのか」はしっかり炸裂してたね。

あの終わり方は悪くないと思う。そりゃもちろん、アポリ、ヘンケン、エマたちが散ってゆきカミーユがぶちきれてシロッコ虐殺、自分もあっちに行っちゃうという、あの怒涛の展開のほうが好きなんですけどね。嬉しかったのはハマーン・カーンが素敵だったこと。俺も榊原良子さん好きです。またラストのライブラリ出演には俺も熱くなってしまいました。