『メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー』

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でまあ、内容ですが、色々な側面を持つヘヴィ・メタルをルーツ、音楽性、ファッション、グルーピーといった観点から上手にまとめているのである。過剰なまでのメタルへの愛情が出発点であって、まとまりすぎてこじんまりするということはありえない。途中、私は何度も涙腺が緩んでしまった。
私は一度好きになったものを簡単に忘れることができない。アイアン・メイデンに頭をブン殴られたのは14年前だが、片時もその衝撃を忘れたことはない。そういうことを思い出させてくれる良い映画だった。
ちなみに『映画秘宝』7月号に、この作品の監督サム・ダンのインタビューが掲載されていて、これがなかなか良い。俺が高校生のころヤれなかったのはキモいメタラーだったかららしい。そうだ、そうに違いない。
でも大学生のころはキモい映画ヲタだったにも関わらずヤれたのである。


上映終了後に、レコード屋でメタルレコードを買い漁ったぜ。本当は、ジャズ聞くために友人に譲ってもらったターンテーブルなんだが、まあいいでしょう。