おおばかやろう

今日の日経に、佐和隆光という経済学者風の人物のインタビューがのっていたのさ。
彼が言うには、「医療訴訟が医師を淘汰する」とのこと。インタビューアーが「日本は保険診療だから医師の差別化が難しいのでは?」との質問にこう答えやがった。淘汰されるべき医者がどこにいるんだ?一人淘汰されるごとに残された医師はいっそう苦しくなるのにな。弁護士が増えて訴訟が増えれば、ドクターフィーなどが無くても、良い医者悪い医者が差別化されるという意味不明な理屈には、インタービューアーも「訴訟が増えれば萎縮してなりてがいなくなるんじゃ・・・」と至極まっとうなコメントをつけていた。日経としてもこんな大馬鹿野郎のインタビューを素直に掲載するのは恥ずかしかったのだろう。