午前雑用。
午後胃切の前立ち。

夜は、タミフルハーセプチン・カイトリルで絶賛大儲け中のC外製薬様主催の「大腸癌治療ガイドライン講座」に行きましたよ。どうでもよいが、C外製薬はアバスチン・タルセバ・ゼローダが控えており、なかなか期待できますな。

で講演の内容は眠かったです。偉い外科の先生が、多発肝転移・肺転移に肝動注をしたと得意げに語っていたが、多くの腫瘍内科医の失笑をかったと思われる。肝動注はFOLFOXの肝転移巣に対する奏効率と同等かそれ以下であったはずだ。肝転移をコントロールできても肺転移がどうにかならなければ生存は改善しない。もともとが肝炎・肝硬変の原発性肝癌と違って、転移性肝癌は正常肝なので相当腫瘍がでかくなってもけっこうがんばれるんだよねえ。