というわけで、ほんの少しの仮眠の後、LADGに入った。
執刀医の好意で前立ちは免除、スコピストしてました。
術中も術後も意識朦朧で、世の中のすべてに対して悪態をつきたくなる気分だった。

夕方カンファレンスで少々仮眠をとり、ちょっと元気になってから帰宅した。

そして私も大淀病院産科医師を支持します。断固として。
真実を知りたいなら法廷ではなく専門家の意見を聞いてください。
それでも納得いかなけりゃ、受験勉強して医学部に入って医学部を卒業して、2年間初期研修をして、それから産婦人科の研修を少なくとも2年してください。
俺たちが修羅場で得た経験・知識を素人にゴチャゴチャ言われたくない。
俺たちは己の知識・経験を己の時間を犠牲にして、屈辱の底から掴み取ってきたのだ。
安全地帯にいたやつらや弱者の仮面をかぶった強者には、それは理解できないことなのかもしれないな。
感情の渦巻く現場で徹底的に透徹した思考を勝ち得たのは自己満足を許さぬ厳しい先達のおかげであった。
お涙ちょうだいがまかりとおるぬるい世間のおかげでなどではけっしてないのである。