『クォータリー あっと 3号』

クォータリー あっと 3号

クォータリー あっと 3号

柄谷行人の連載は、専制国家が共同体を支配するアジア的生産様式と、支配者と共同体の間に人格的関係が残る封建制の決定的な違いについての論考。ここからロシアの共産主義革命は失敗に終わるほかなかったことを論じる。

上野千鶴子の連載は、高齢者の家族による介護は歴史的に新しいことえあることを示す。人間がさっさと死んでいた時代には高齢者の介護は極めてまれなことだったのは当たり前やね。

その他は、コーヒーのフェアトレードのお話。まあまあ面白かった。