『ウォール街のランダム・ウォーカー 第9版』

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理

やっと読んだ。面白かった。
第1部では、17世紀オランダのチューリップ・バブルから今世紀初頭のITバブルまで、古今東西のバブルが面白おかしく紹介されている。もちろん我が国が世界に誇る、80年代末の地価・株価バブルも一刀両断にされておる。これだけでもお金を払う価値がある。

第2部以降は平易にソツなくローコストなインデックスファンドの良さを説いている。つまりアクティブファンドの多くはベンチマークに負けるという事実、そしてベンチマークをアウトパフォームするファンドは存在するがそれを予見するのは無理であるという事実があるということ。

銀行で高価なアクティブファンドを購入することから始まった私の長期投資の旅なのであったが、もうそのてのファンドを買うことはないだろう。