『押井守・映像機械論 メカフィリア』

押井守・映像機械論[メカフィリア]

押井守・映像機械論[メカフィリア]


押井守の映像作品にできたメカについて押井守がウンチクを垂れるという本。
彼が常に言っている、リアリティのレベルを統一することについて繰り返し述べられている。がしかし、『パトレイバー』については、その点については色々と後悔があるようだ。つまり出渕裕のデザインなどはしょっちゅうやり玉にあげられるわけです。

リアリティの基準とは運用とか物理学とか世界観とかから決まってくるわけだが、映像作家はそれらからメカのデザインを割り出すのである。それは建築の決定不可能性のようなものだ。