『まちの病院がなくなる』
- 作者: 伊関友伸
- 出版社/メーカー: 時事通信出版局
- 発売日: 2007/12/01
- メディア: 単行本
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高名な伊関先生の著作。
なぜ自治体病院がダメダメなのかエンエンと書いてあります。
無駄に豪華な建物、医師以外の給料高杉、診療報酬削減政策、初期臨床研修制度、行政の高慢などなどが絡まりあって、自治体病院の経営を蝕んでいく様を明解に説明している。
で、どうやったらダメじゃなくなるか、色々書いてあったけどピンと来るものはなかったな。いやまあ正しいことは書いてあるんだけど、それができりゃあ苦労しねえって話ですわ。
だが医療崩壊マニア必携の1冊であることは間違いないね。