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午前イレウスの前立ち。
午後トタール。またしても俺様のリガシュアーが炸裂したぜ。
以前にも述べたがリガシュアーはフジテレビ版『白い巨塔』で財前教授も使用していた器械である。
第15話、里見は後腹膜腫瘍の若い女性患者の執刀を財前に依頼するが彼は拒否し金井助教授に振ったのである。
金井の執刀でオペは始まるが出血しだして収拾がつかなくなる、見学していた里見らはザワザワする。
そこへ突然、手洗いした財前教授が現れる。
「副腎静脈を引き抜いたんだな。腫瘍が大きすぎて前からではアプローチできない。腎臓ごと後ろから剥離しよう。リガシュアーをよこせ!」
「プーピッ、カシャ」という効果音つきですよ。
見事に手術を終えた財前は里見に「私が裁判で負けたら救える命も救えなくなるんだ」と話す。
ドラマ全体はカスだが、このエピソードだけはよい。
初放送時には私の周囲では、あれはリガではない、ハーモニックではないか、いやエンドGIAだろう、などという声もあったが確かにリガシュアーだった。
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