先々週に、IBB(ナスダック・バイオテクノロジー)、IVV(SP500に連動)の二つのETFを売った。
そしてFXI(中国株)とQQQQ(ナスダック指数に連動)を買った。
IBBはもうデフェンシブな季節でもなかろうということで売った。その後、豚問題で上げやがったのは悲しかったが。
そしてWEB3.0だぁーということでQQQQを買ったのである。

このところインデックス投資に懐疑的である。
インデックスをする根拠は、ほとんどのアクティブファンドはインデックスに勝てないという現実である。
しかしアクティブファンドはキャッシュポジションを持てないという制約があって(しかもロングオンリー)、その点で自由な個人ならインデックスを上回ることは十分可能ではないかと思うようになった。


また年金のような永遠に運用することが前提になっているファンドではインデックスは有用かもしれないが、リタイヤとか寿命とかのある個人投資家の場合は違うとも言われている。要するにリスク資産満載で定年と今回のような大不況を同時に迎えてしまうと辛すぎるということです。これについては世の中のインデックス投資家の皆様は、年齢とともに債券とか安全資産の比率を増やすことで対応する予定のようだ。

日経マネー6月号で個人投資家アンケートの結果発表しているが、ETFとか長期保有とかアホールドは負け組認定されてます。ついこないだまで、ETFで長期投資とかなんとかいう記事がいっぱいあったのにな。インデックス礼賛の揺り戻しがきているのだと思われる。

そんなわけで私は、セゾンバンガードグローバルバランスファンドは積立続行、EEM(MSCIエマージングマーケッツ)、TOK(MSCIコクサイ)はアホールドします。そしてその他のETFは中期でのセクターローテーションにより絶対収益を目指す。日本株は一部のアホールド銘柄を除いて、短期or超短期で運用していく方向です。

うまくいくといいなあ。

日経マネー 2009年 06月号 [雑誌]

日経マネー 2009年 06月号 [雑誌]