こんな浮かない気分のときはダメ虎でも見て慰めるのが良い。
というわけで巨人阪神戦を途中からテレビ観戦だ。
3点先制された阪神、4回裏同点に追いついた。
その後の5回表にまた1点失うのがダメ虎らしくてよい。
これ以上は点はやれないというのに6回にもまた1失点。
しかしここから阪神自慢のリリーフ陣ががんばって耐え抜いたのである。
7回狩野のヒット・盗塁、林の2塁打で1点返して、無死2塁。
最高に盛り上がる場面でバッター平野バント見送り、代走藤本飛び出して憤死。もう笑うしかなかったよ。むっちゃ笑った。
ところがこの後、平野がヒットで出塁してさらに1点追加して同点までいったのである。
その後も攻め立てるもあと1打が出なくて12回能見がつかまって終了。


若手とベテラン、生え抜きと移籍組がガッチリ噛み合って盤石の強さを誇るジャイアンツに良く食い下がったといえるね。
巨人強いよ。終盤のしびれる展開でも余裕を持って采配していた。
たとえば7回、好投ゴンザレスに変えて送り出したのが、チームで唯一乗れてないマイケル中村阪神ファンを喜ばせたかったわけではあるいまいが、まあ我々としては良い展開になった。マイケルの復活を促す原監督の太っ腹に感服しました。また谷やスンヨプを代打で使う場面は何度もあったが結局12回まで使わなかった。若手を使うということに強い信念を持っているのだろう。貯金20のチームは違うね。

阪神の良かったところはやっぱりリリーフ。ウィリアムスを欠いてもこの強靭さ。しかも渡辺を温存してるんだぜ。筒井も頼もしくなったしな。巨人はクルーンがいなくて、マイケルが本調子じゃなくて、かなり山口・越知に負荷をかけているね。ふふふここから去年の後半の阪神の苦しみを味わうのさ。

しかし投手の起用法にはかなり疑問が残るね。こないだの杉山をリリーフで起用してから先発転向、ダメだから2軍落ちとかさ。能見の中継ぎ転向とかさ。今日の能見が打たれた後の桟原とか何がしたいのかわからんよ、桟原が力をつけてるのは見れば判るが勝ちにこだわるなら実績のある渡辺使ってほしかった。

とかまあ色々言ってるけど、自分の情況が上手くいってないときはダメ虎がダメな敗北してるの見たら、俺も阪神もダメだよなあって安心するし、勝ったら素直に嬉しいし、どっちに転んでも美味しい状況ではあるな。