『柄谷行人 政治を語る』

労働者は消費者でもあり、闘争は消費者として行う方が有利であるという話はいつものとおりだが、それと同時に資本家でもあるという視点がないので幼稚に見える。
以前はそんなふうには思わなかったのだけどね。僕が嫌な大人になったってことか?
しかし帝国主義が台頭するのはヘゲモニー国家の没落によってであるという指摘はさすがだなあと思った。