『読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門』

読書の技法

読書の技法

献本月に100冊全部読んでいるという時点でドン引きさせられるんですが...

超速読で熟読しなくていい本をはじいているからこんなことが可能なわけです。ほとんど太字とか小見出しくらいしか見れてないのではないかという勢いで読むらしいw

熟読については具体的に方法を示して、3回読めといっている。彼ほどの博覧強記でも線を引いてノートにまとめたりという作業をしてるんだなと思った。

この超速読と熟読の中間の、速読はこれはかなり難しそうに思った。

この本が親切なのは、本を読むのに基本的な知識がないとどうしようもないとちゃんと指摘していること。さらに大学入試レベルの教養を補完する方法も指南してくれている。

全体としてはとても参考になった。でも佐藤優の本をずっと読んできた人には当たり前なのかもしれないな。