2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

連休明け、午前は胆摘の鈎引き。 午後は麻酔。 夕方から予定通りに当直。しんどいしやりがいはないけど、まだまだルーキーと思い知らされるのは悪いことではない。

 『ブラザーフッド』

今ごろになってやっと見たよ。男泣き大作韓国映画、カンジェギュフィルムの底力である。とはいうもののドラマは大甘である。兄弟が、「兄さん一緒に帰ろう」「いや、おまえが一人で帰るんだ」「いや、兄さんこそ帰るべきだ」「だめだ、これじゃ共倒れだ」、…

フェミニズムは終わらない

私は言葉の真の意味においてフェミニストであるが、AVぐらいは所有している。 真の意味のフェミニストであるから女性に優しくないし、別に残酷でもない。だがAVは所有している。 結婚するにあたり大多数は人にあげたり売ったりしたのだが、少しは持っている。…

 『沓掛時次郎 遊侠一匹』

加藤泰はローアングルで有名だが再見してみて目に付いたのは、画面の窮屈さである。たとえば、男女を撮るとして、男の背中が画面4分の3、残り4分の1に女の顔といった具合である。また中盤、錦之助の7分近い長回しによる独白以降の話の辛気臭さと相まって、非…

ふしだらな連休

待機も当直もない3連休なのでずいぶんダラダラしている。 つーか連休というのはダラダラ休むもので、当直だ何だでピリピリしてるほうが異常なんである。 まー、いちおう連休中でも毎日病院に顔を出すんやけどね。 そういや、最近やっとER第9シーズンを見終わ…

失業した

朝、麻酔のために手術室へ赴くと、麻酔科管理に変更になっていた。 というわけで本日は手術室での業務はなしになってしまった。 レセ、サマリーなど溜めていた仕事を一掃してやったわい。 夜は研修医らと飲み会。

 『潜水艦イ-57降伏せず』

日本の戦争映画の名作をお手軽にレンタルして見れるなんて良い時代になったもんだ。 本作は数ある潜水艦映画の中でも傑作の部類に入る。個人的には、『Uボート』、『眼下の敵』の次くらいに好きです。 なんといっても、ひたすら目で演技し続ける池部良がいい…

午前回診。 午後ヘルニア。夕方カンファ。 おお平和きわまりない1日だにゃあ。

今日は朝から昼過ぎまでラパ腸の助手。 僕はラパロ嫌いだ。開腹なら下っ端にお鉢が回ってくる症例も、ラパロだとオーベンの執刀になるからです。 いや、施設によっては下っ端にラパロやらせるのでしょうが、下っ端にやらせるには指導医に相当な技量と度量が…

 『香港国際警察 NEW POLICE STORY』

ストーリーは陳腐だ。ジャッキーの没落のしかたもそうだし、カムバック劇もありふれているし、そのあとは普通のバディムービーという趣きである。悪役などはステロタイプそのものである。しかし優れたストーリーは素晴らしい映画の必要条件でも十分条件でも…

午前ラパコレ。プルンプルンでした。 午後書類仕事、雑用などなど。 夕方会議。 秋の異動も一段落したところなのに、早くも来年春の異動の話が出ている。

今月から新しい人が来て、なんとなく医者が増えたようだ。 人手不足の科に人が増えるのは嬉しい。 僻地の医療は崩壊しても、地方都市の中核病院が崩壊するのはまだまだ先のことなんだろう。 そんなわけで、午前はフラフラ回診。 午後胃切の前立ち。けっこう…

 『太平洋の嵐』

真珠湾とミッドウェーを収めた、お得な戦争映画です。おもちゃの爆撃機や攻撃機が大空を駆け巡るのを観ると爽快この上ないであった。上原美佐は登場シーンは少ないが、その可憐で清純な美しさは忘れがたい印象を残した。この人を『隠砦の三悪人』以外で観る…

右利きの人は左手に刃物(メス、ハサミ、電気メス、ハーモニック、CUSA、リガシュアなど)を持ってはいけないのである。あくまで左手はお茶碗を持つほうであって、箸を持ってはいけない。 そんな感じで無事、出張も終わって夜に帰宅。逮捕されることもなかった…