韓国

 『ロスト・メモリーズ』

もしも伊藤博文が暗殺されていなかったら?という架空戦記みたいなお話。序盤の銃撃戦はブンブンカメラ振り回すこともなく心意気を感じさせるものだったが、終盤になりスローモーション多用でくどい。突っ込みどころ多数あり、一流の韓国映画ならそんなもの…

 『甘い人生』

シン・ミナがブサイクなので物語に求心力が無いのだが、イ・ビョンホンと社長の主従関係についてのお話に矮小化してしまえば気にならないのである。あの程度の女のために人生台無しにすることはないのにと思う。ヒロインに惚れさせることができないのは監督…

 『タイフーン』

暑苦しくて良い映画ですねえ。ヘリが台風に突っ込んでいく映像は、ゲームみたいで良かったなあ。もっと見たかった。イ・ジョンジェは素晴らしい俳優だが、お涙頂戴お手紙朗読はいただけません。さらにどうでもいいが、韓国映画のレンタルDVDって最初に余計な…

 『風のファイター』

アクセントになるのが、平山あやだけでは苦しい。『力道山』とは逆に、日本語が流暢でない俳優さんが多くて違和感があった。ソル・ギョングの10分の1も努力してないだろう。

帰宅してDVD鑑賞、また韓国映画。 働くようになって3年半、かつてのような勢いでは映画が見れず、最近大量に輸入される韓国映画もフォローしきれない。キム・キドクなんてまだ1本も見れていない。

 『公共の敵』

ソル・ギョングは良いですなあ。中身は少しユーモラスな『アメリカン・サイコ』という感じですが。

ユ・ジテは素晴らしい俳優になったものだ。『リベラ・メ』、『リメンバー・ミー』、『春の日は過ぎ行く』では、良くも悪くも華奢だったが、本作や『オールド・ボーイ』では静かな迫力を身につけている。 飛び蹴りをかまし、這いつくばって、彼に対抗するクォ…

 『復讐者に憐れみを』

漫画的な演出は良いし、グロもちょうど良いという感じ。でも迫力とか訴求力が弱く、じっくりうっとり観るのでなければ退屈。ペ・ドゥナが脱いだのは正解。

 『八月のクリスマス』

久しぶりに見た。『シュリ』と共に、韓国映画快進撃の原点となった映画である。当時、かったるい、煮え切らないなどと批判があったが、それは映画とテレビの区別がついていない人間のたわごとである、ということを確認した。

 『ほえる犬は噛まない』

ほえる犬は噛まない [DVD]出版社/メーカー: タキ・コーポレーション発売日: 2004/05/02メディア: DVD購入: 2人 クリック: 65回この商品を含むブログ (130件) を見る このような日常の些細なことからドラマを作り上げる映画は、『初体験リッジモンドハイ』の…

『オールド・ボーイ』

もう少し復讐者の情熱が伝わってくればよいのにと思った。それでもチェ・ミンシクの存在感、ユ・ジテの狂気は際立っている。

『シルミド』

韓国映画ならではの男たちの顔の威力。凄すぎる。 見終わってから、このフィルムにこめられた情念の深さに、どうしたらいいかわからず、とりあえずシンディー・ローパーを大音量で聴いた。