香港

 『サンダー・アーム 龍兄虎弟』

ジャッキー・チェンが撮影中に大怪我を負ったという1症例。 くだらない秘宝アドベンチャーではあるが、アマゾネス軍団との死闘は燃えるね。ジャッキーも凄いが敵役の人も大変だなあと思ってしまう。

 『プロジェクトA2』

ユン・ピョウ、もサモ・ハンもいないけど、ひとつひとつのアクションに気持ちが込められているので、いい加減な気持ちでは見ることができない映画になっている。登場人物大杉でストーリーはよくわからんけど。

 『プロジェクトA』

幼いころに鑑賞したきりになっていたこの作品、やっと再見した。 どう見てもジャッキー頭おかしいです。しびれるぜ!ジャッキーの命がけすぎるアクション。自転車も時計台からの落下も。 今やこの映画は神話である。でも最後の、ユン・ピョウとサモ・ハンと…

 『エレクション』

俺たちのサイモン・ヤムが人望の厚いナイスガイを好演しているのが嬉しい。緊張と弛緩により鑑賞者を心地よくさせるジョニー・トウの演出もいつもどおり心地良い。 でもだんだんとサイモン・ヤムらしさが炸裂していくから楽しいですわ。この人をイイヒトで終…

 『ポリス・ストーリー3』

ポリス・ストーリー3 デジタル・リマスター版 [DVD]出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン発売日: 2005/03/25メディア: DVD クリック: 12回この商品を含むブログ (11件) を見る ミッシェル・ヨーという本物の女ドラゴンを相棒に得てアクシ…

 『男たちのバッカ野郎』

チョウ・ユンファの人気が爆発した『男たちの挽歌』のすぐ後に作られたあんまり面白くないコメディ。『男たちの挽歌』のパロディ満載でファンにとっては嬉しい。こんなものをさらりと作ってしまう香港映画業界のフットワークの良さ、ユンファ兄貴の懐の深さ…

 『柔道龍虎房』

[rakuten:cinema:10095499:image]ジョニー・トゥらしい絵は相変わらず心地よい。そして非常にタイトで無駄がなくて筋肉質な美しい青春映画である。説明的セリフがほとんどないのがいい。

ガキのときに見てるはずだが、だいぶ内容を忘れてしまっていたようだ。 ことあるごとに内輪揉めする三人、正直言ってうっとおしいです。アクションは問答無用に凄くて痛そうなんですけどね。最後の社長さんと眉毛の無い白人の人のアクションもよかったです。

 『ブルース・リーと百一匹ドラゴンの行進』

ブルース・リーと一〇一匹ドラゴン大行進! (映画秘宝コレクション)作者: 映画秘宝編集部出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2001/06メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (11件) を見るカンフー映画への熱い情熱をこめた1冊。初めてこの本を手に…

 『SPL 狼よ静かに死ね』

これだけおいしい素材なのに、落ち着きなくチャカチャカ動き回るカメラと音楽のために、映画としての完成度はまことに低いといわざるをえない。それでも観終わった後になんともいえぬ余韻を残した。帝王のごときサモ・ハンのためでもあるし、柄にも無く血ま…

 『香港国際警察 NEW POLICE STORY』

ストーリーは陳腐だ。ジャッキーの没落のしかたもそうだし、カムバック劇もありふれているし、そのあとは普通のバディムービーという趣きである。悪役などはステロタイプそのものである。しかし優れたストーリーは素晴らしい映画の必要条件でも十分条件でも…

 『ブレイキング・ニュース』

ニュースってのは、ドラマやバラエティ番組と同じかそれ以上に演出というバイアスがかかっている、という作品。ジョニー・トゥらしいトボけた演出は少なくて、けっこう真面目に作られている。またガン・アクションはやはり面白く見ていられる。

 『インファナル・アフェアⅢ』

レオン・ライ渋すぎる、という1点に尽きる。不満なのは、謎が明かされるのは結構なことだがアンソニー・ウォン、エリック・ツァン、トニー・レオン、アンディ・ラウの4者の物語に胸を熱くした俺としてはさらにその上部構造があったのだと知らされても興ざめ…

 『大酔侠』

美しすぎるチェン・ペイペイを中心に濃いキャラクターが織り成すアクション、ドラマ。面白いぜ。アクションが編集に頼りすぎでと思われる部分がちょっと残念。

 『新座頭市 破れ!唐人剣 』

日中2大ハンデキャップヒーローの対決、面白くないわけがない。この二人が画面にいるだけで興奮するのである。また市と浜木綿子のかけあいも最高で、涙が出そうになる。我々アジア人はこんな奇跡のうような作品が作られたことを感謝せねばなるまい。

 『狼たちの絆』

勇ましいタイトルだが、中身は中途半端なコメディです。ユンファ兄貴の芸達者ぶりだけが印象的。ひょっとして『インファナル・アフェア』の元ネタ?

 『書剣恩仇録』

馬鹿げたロマンスも大変良いし、アクションはしびれるほどかっこいい。しかしなんといっても最高なのは怪しげな拳法を披露するティ・ロンですね。 登場人物多すぎで話わかりにくいのが難点。

『誰かがあなたを愛してる』再見

ユンファ兄貴らしからぬ甘ったるいラブストーリーだが、彼の表情の演技は万人をひきつけるものがある。一部で不評だが、一部で好評な作品で私も大好きです。

 『大丈夫日記』

スクリューボールコメディにも己を捨て体をはるユンファ兄貴の男気に感服。こんなふざけたお話が許されるのも彼の人徳のおかげである。また、ジョイ・ウォンはやっぱり美人だし、レイ・チーホンは良い味を出している

 『新・片腕必殺剣』

デビッド・チャンはかっこよく、友情を核にした物語は文句無く面白いのだが、ジミーさんのバージョンのような情念がない。チャンは最初から強すぎて片腕故の悲哀が少ないので、燃えきらない。

 『PTU』

緊張感があるようなないようなマッタリしたテンポが気持ち良い。必死なラム・シューと無意味な絵の対比が快感。

『ポリス・ストーリー2 九龍の眼』

ジャッキーもやられ役の人たちも体を張っているのがいい。どちらかだけなら感動しない。また、マギー・チャンも女を捨てて頑張っている。

『片腕必殺拳』

情熱に溢れた素晴らしい作品であり、そのpassionは香港ノワールの源流でもある。虐げられた者の逆襲はいつだって美しい。

『霊幻少林拳』

コメディ・ホラーの先駆となった画期的作品だが、バカ女のおかげで致命的なまでにテンポが悪くなるという香港映画にありがちな展開に萎え萎え。

『北京原人の逆襲』

半裸の白人女性という時点でまともな批評を拒否しているのは明らかである。どこかで見たような映像にケチをつけるのは野暮というものである。

『怒れるドラゴン 不死身の四天王』

もろに西部劇を意識したラストは良い。しかし全体としては烏合の衆だな。

『少林寺列伝』

ウチは凄いスターをこんなに抱えているんですよと言いたいだけのラストですが、凄すぎです。そこに持っていくまでの過程も短い時間で上手く工夫してやっていると思います。なかでも俺はチェン・カンタイが一番かっこいいと感じたぜ。

 『バトルクリーク・ブロー』

コミカルであったり命がけであったりするようなジャッキーらしさはない。チープかつテキトーかつユルい感じがちょっとだけ気持ちいい。

 『続・少林寺三十六房』

『少林寺2』と同じく、前作のようなのを期待していると間違いなく失望する。アクションは切れがあって、間違いなく楽しいのだが。

 『水滸伝』

ティ・ロンかっこよすぎ。オールスター・キャストのため、セリフ・出番少ないのに、アクションかっこよすぎで目立ちまくりですやん。