午前ラパ副腎HALS併用で前立ちしました。
HALSは初体験。ジェルポートから手を腹に突っ込む様子は、デビッド・クローネンバーグの映画を見ているようだった。
最近廃れ気味のHALSだが、面でtractionをかけなければいけない後腹膜実質臓器の手術では有用であると思われた。

午後ラパ直腸。麻酔科医が鏡視下挿管を試みていた。確かに声帯はよく見えていたが、そこに気管チューブを持っていくのに熟練がいるみたい。普通に挿管できる症例では何のメリットもない。
挿管なんかしたことないという、学生さんやピカピカきらきら研修医の先生たちの教育には使えるかもしれない。
こんないらん器械を作っているのはPENTAX。さっさとHOYAに合併吸収されるがよかろう。