どう見ても無罪です。本当にありがとうございました。

福島大野病院事件一審判決出ました。無罪です。

当たり前の結果ですが良かったです。
加藤先生お疲れ様でした。
id:Yosyan先生のところに皆様の声が集まっています。
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20080820
関係者の皆様もお疲れ様でした。

今回の事件では、たくさんの医師が大同団結して加藤医師を支援しました。
これが一般の方々には違和感があったようだ。つーか気持ち悪かったかもしれん。
あるいはかばいあいと見えたかもしれない。
しかし医師というのは元来、俺が俺が的な人が多いし、一匹狼的な気質であるし、病院同士で仲悪かったり、学会で子供のケンカみたいな言い争いするし、院内でも科同士で仲悪かったり、同じ診療科内部でも仲悪かったりするのである。開業医と勤務医も仲悪かったりするしね。
そういう医師達が団結したことの意味を考えてもらいたいです。
仲悪い医師らが一致団結してしまうほど、このたびの逮捕は不当であったし、無罪判決は当然のことだったのである。

それは同業者としての加藤先生個人を支援するためのものであった。俺はそうであった。
中には、こんなことがまかり通れば日本の医療はブチ壊れてしまうという正義感から行動するものもあった。けっして同業者のかばいあいではない。

しかし公判が進むうちにネット医師らの意識は、「有罪になれば日本の医療は崩壊する」から「有罪であれば医療崩壊は加速する。しかし無罪であってもそれを止めることはできない」という方向へ変わっていった。私もそうなった。日本の医療のためではなく、ただ加藤先生の無念が晴らされることを願うようになった。

日本型医療は崩壊するだろう。このたびの判決など関係なく。だが加藤先生の名誉だけは守られなければならない。

そんなことはともかくとしてどうか検察の皆様におかれましては控訴などなされぬようお願い申し上げます。