ロバート・デ・ニーロ

『レイジング・ブル』とか『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を久しぶりに見たのである。

デ・ニーロは本当に良い俳優であった。

後者では、セルジ・レオーネらしいズーム・インが多用されるのであるが、あの下品極まりないズームに見事に応えたのはデ・ニーロのみであったと気付いた。ブロンソンやヘンリー・フォンダやクリント・イーストウッドですら、下品なズームにより下品になったのである。