2007-12-30から1日間の記事一覧

 ACTS-GC−これは快挙です!−

今年の日本の消化器外科領域で最もsensationalだったことは、国立がんセンターの笹子三津留先生(現在は兵庫医科大学特任教授)たちが中心になって実施された臨床試験(ACTS-GC)の研究成果がThe New England Journal of Medicineに掲載されたことだろう。

今年ももう終わりであるが、まあ忙しかった。 夏頃から地域の医療機関の凋落がいっそう明らかとなり手術件数が激増したからである。 それらの医療機関で問題となっているのはおそらく麻酔科医が確保できないということだろう。 だがそういう手術の少なくなっ…