今年ももう終わりであるが、まあ忙しかった。
夏頃から地域の医療機関の凋落がいっそう明らかとなり手術件数が激増したからである。
それらの医療機関で問題となっているのはおそらく麻酔科医が確保できないということだろう。
だがそういう手術の少なくなってしまった病院より当院のような手術の多い病院のほうが麻酔科医は働きがいがあるのでしょうがない。手術が少ないから麻酔科医を確保できないのか、麻酔科医が確保できないから手術が少ないのかはわからんけどね。
当院は麻酔科医が増えて、今年はほとんど僕は麻酔をしなかった。これがあるべき姿だと思う。


そんなわけで今年の目標の一つであった論文をたくさん書くということは忙しさにかまけて十分達成できなかった。
依頼原稿が1本、現在投稿中のものが1本、一応完成して指導医に預けているものが1本という感じである。来年はもっとがんばろう。


国学会での発表は消化器外科学会だけだった。
来年はまず大腸癌研究会がある。消化器外科学会は札幌なので何としても演題を通して参加したい。日本外科学会は演題ないけど専門医取得のため有給休暇をとって行く予定である。内視鏡外科学会は隔年で行くことにしているので来年は演題を出して参加するつもりだ。