我々は福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します
2年前の今日、最善を尽くしたにも関わらず妊婦を失ってしまった産婦人科医K先生が逮捕されました。
劣悪な労働環境で必死で働いて、やるべきことをきっちりやっていても結果が悪ければ罪人扱い。逃げも隠れもしないのに逮捕。ひどすぎる。
K先生が逮捕されてからの2年間、ゆっくりと、しかし着実に医療の崩壊が進行している。それは食い止めなければいけないのか、あるいはもっとさっさと崩壊させたほうがいいのか誰にもわからない。
つーか私は崩壊するならすればよいという立場です。それでもK先生は無罪でなければならない。有罪ならいっそう医療崩壊が進むだろうが、そんなこととは関係なく絶対的に無罪でなければならないのである。
昨年に続いて、id:Yosyan先生が、K先生を精神的に支援する企画をされています。
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20080218
我々は福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します
そして、かつて2ちゃんの産科医絶滅スレで見つけた印象的な落書きをここに再度記しておく。
28 :卵の名無しさん :2007/01/26(金) 16:49:29 id:axZgVnqL0
俺らはK先生を見捨てない。
医者なら誰でも陥ったことのある絶望的な撤退戦を、孤独に戦いぬいたK先生を見捨てない。
K先生の味わった絶望の味を舌の奥に憶えている俺らは、K先生を見捨てない。
医療なんて後悔ばっかりだと、100%の医療ができるのは病理の医者だけだと、
毎日毎日一か八かのちっちゃな賭けの積み重ねだと、腹で知ってる俺らはK先生を見捨てない。
フグズマの、ケンサツの、マスゴミの、おそらく住民の仕打ちを忘れない。
石に刻んで残す。
ここに。
ひとりひとりの胸の奥に。
復讐ではない、腹いせでもない。
はずれてしまった世界の関節が再び整復されるために、
俺らは決して忘れない。