2006-01-01から1年間の記事一覧

ブルーレイの軍門に下る

午前いっぱい処置・洗浄シリーズ。

  臨床研修制度の失敗その2

俺は1年目の時からずっと手術記録を書き続けている。これは本来なら下っ端の仕事なので、そろそろ免除してほしいのだが、いまだに書き続けている。あの忌々しい臨床研修制度のおかげで、いまだに私は最下層なのである。初期臨床研修医という名のローテーター…

朝から昼過ぎまで麻酔。 そんでもって、夕方まで処置・ムンテラ・洗浄シリーズを猛烈な勢いでこなしたぜ。 夜は街へ繰り出したぞ。金曜日だからな。

 『キル・ビル vol.1』

今ごろ、こんな映画を見た。これは僕が1年目の時に公開された。あのころは忙しくて余裕がなくて、とてもじゃないけど見に行けなかった。それでDVD鑑賞である。劇場とは違って、ヘンテコ日本語に対する失笑、マニアの俺判ってるぜ笑い、を聞かなくて済んだの…

午前、処置・洗浄シリーズ。 午後トタール。なんか疲れた。 どうでもよいが、肝切は、かんせつ、ではなく、かんきり、と読むらしい。 知らなかった。

朝から腸切、肝切、LADGをちょっとずつ手伝って、気が付けば夕方だった。 さっさと雑用を片付けて帰宅した。 帰ってプライベートの雑用もいっぱいした。

 『さらばラバウル』

戦後の東宝戦記映画にしては珍しく後ろ向き。よって独特の緊張感がある。池部良が自らの体育会的思想を考え直すくだりはとても良い。パイロット軽視、人命軽視、無理のある少数精鋭主義。対するアメリカは限りある人的資源を大事にする。大事にされているか…

 『LEFT ALONE 持続するニューレフト』

LEFT ALONE―持続するニューレフトの「68年革命」作者: すが秀実,松田政男,西部邁,柄谷行人,津村喬,花咲政之輔,上野昂志,丹生谷貴志出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2005/02/04メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 37回この商品を含むブログ (28件) を見る…

マシン・オブ・雑用

今日はオペも麻酔もないぜ。 病棟の処置とか雑用とか机のお片づけに精が出た1日であった。

 『三人の狙撃者』

フランク・シナトラ率いる3人組が、田舎町へやってくる大統領を狙撃するというお話。優れた密室劇であり、戦争トラウマものの先駆けでもある。シナトラのしゃべりすぎはあんまりいただけないが。

午前はラパ腸前立ち。どうして俺の声を誰も聞こうとしないのか。 午後は例によって色々雑務。 夕方カンファ。 カンファ終了後になぜか、ろうこう造影をしていた俺様ちゃんである。

ポキッポキッ

心が折れるときには、ポキッと音がするらしい。 「ああ、なんかもうええわ」「てーか、どうでもよくね」。 というわけで今日も少し出勤、夜は友人宅で鍋をしたのである。

 『風のファイター』

アクセントになるのが、平山あやだけでは苦しい。『力道山』とは逆に、日本語が流暢でない俳優さんが多くて違和感があった。ソル・ギョングの10分の1も努力してないだろう。

今日は日直。 土曜の午前中は、民間病院や開業医さんが営業中なのでヒマなはずなんだが、午前忙しく、午後閑散だった。 夜は例によって激呑み。

 『青島要塞爆撃命令』

ゼロ戦もいいけど複葉機もいいですねえ。また『ナバロンの要塞』みたいなゲーム感覚もあり楽しい。

学会はやはり良い。 内視鏡外科学会は1昨年以来であり、みんな進歩していたなあ。なんたってビデオの画像がきれいだった。 それはデバイスの進歩であり、手技の向上であろう。 ちなみに私は内視鏡外科の手技はあまり上達してなくて、おいていかれてはまずい…

それで今日は午前中に麻酔をかけただけであった。

無事帰りました。

そういうわけで本日朝の教育セミナーは参加せず。 夕方に帰宅、そのまま出勤。 もろもろ雑用とかカンファとかありました。

教育セミナー

ショッピングなどしてから学会会場へ。 教育セミナーに参加。Web surgってなんか面白そう。 技術認定に必要なポイントがたったの12点と判明して、明日の教育セミナーの欠席を決意。

しょぼく発表

昼過ぎにに学会会場へ。 昔のオーベン等に遭遇。 自分の発表はさらりとすませた。 色々な人の発表を見て、色々勉強させてもらった。

午前小手術に参加してから、昼過ぎに京都へ向かったのだ。 内視鏡外科学会に行くのだ。

新聞を見ると、井川の頭はすっきりしている。 俺の髪型はかなりぼうぼうなので、学会前ということもあり、約4ヶ月ぶりに美容院に行った。 美容院で髪を切るのはごく最近の習慣である。

 『アサルト13 要塞警察』

これめっちゃ面白いです。カーペンターのオリジナルは残念ながら未見です。かつての失敗から酒びたりになった男、色っぽいおねえちゃん、お年寄りが署を守る。もろに西部劇ですなあ。まあ、カーペンターは西部劇の人やからそうなるわなあ。 火炎瓶振り回すフ…

学会準備などなど

昼過ぎに起きて出勤。ちょっとだけ処置とか回診とか。 あとはずっと学会発表の準備とか旅の準備をしていたなあ。

 『あゝ予科練』

東映戦争映画初体験。東宝に比べると良くも悪くもウェットだなあ。悪く言えば陰湿、良く言えば情が深いとなる。特撮がイマイチなことは、つっこむべきではないのだろう。前半の教官のしごき、下っ端同士のいがみ合い、などは陰湿すぎて今時の日本人の僕はぞ…

それで、井川に30億円も出すなんて、ヤンキースの中の人も、ええ人やなあ。 虎党は大喜びだ。でも阪急阪神ホールディングスの株価はさがっとるなあ。

午前はブラブラ回診。

午後麻酔。最近、ようやく硬膜外なしでも格好がつくようになったぜ。

 『東大生が書いたやさしい株の教科書』

我々は資本から逃れることはできない。それに気付かぬふりをするか、あるいは立ち向かうか、我々にはその2つの選択肢しかないのである。この本は、株式の取引は立ち向かう手段のひとつである、と教えている。柄谷行人の本を読んだ後だから、そのことがよく分…

午前献血バイト。 午後久しぶりに激しく乳腺。 夕方カンファ、クソ長い。

ところで消化管の吻合であるが、病院経営的には器械吻合が良い。 マクロ医療経済的には手縫いのほうが良い。 PDSなどという糸はけっこう高価だがコストを算定できない。 しかしリニアカッターはコストを取れるし、安く納入すれば利益が出る。 だから材料費が…